【世界一周後】やって良かった超おすすめアクティビティその2、ユーコン川で川下り

前回に引き続き、おすすめアクティビティシリーズの第二弾でございます。

今回ご紹介するのは~~~~こちら!どん!

はい。当ブログでもちょくちょく話題になる、水曜どうでしょうです。

…ではなく、ユーコン川の川下りでございます。

こちら本作では対決列島にて藤村D率いるチーム魔神に敗北したミスターと大泉洋が罰ゲームとして行ったアクティビティなわけなんですけれども、現地では夏に定番のアクティビティらしく、キャンプをしにいくような感覚で比較的気軽にやってるみたいです。

北米あたりではメジャーとはいえ、「罰ゲーム」として用意されていたくらいのものなので、その中身はなかなかにハード。水曜どうでしょうでその全貌を見ていた時から、果たしてこんなサバイバル生活が自分たちにできるのだろうか…と激しくびびっていたのを今でも覚えています。

しかしながら!こればっかりは本当に本当にやってよかった!!と心の底から思える素晴らしい体験でしたので、その様子を少しお届けできればと思います。それではれっつごー!

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No.2 ユーコン川で川下り

水曜どうでしょうのユーコン回を観ていない人のために、まずは簡単にユーコン川の川下りとは何ぞやという説明からはじめたいと思います。

簡単に言ってしまえば、カナディアンカヌーと呼ばれるカヌーにテントや食料を載せてひたすら漕ぎ、ゴール地点まで約1週間ほどサバイバル生活をするキャンプのことです。

(水曜どうでしょうではガイドさんが付いていましたが、今回私たちはガイドさんなしのセルフコースなので、川下りコースの確認から食事の用意、キャンプの支度などなど、全て自分たちで行います。)

場所はカナダの北西部に位置する都市、ホワイトホース。主にこの場所を拠点として、川下りの準備をするわけなのですが、日数やレベルに応じて川下りのコースや長さはもちろん調整が可能。

一般的なのはホワイトホースのすぐ北に位置するラバージ湖を超えたところにある、マップ

でいう星印のあたりをスタート地点とし、約320kmほど進んだところにあるカーマックスまで約1週間で下るコース。私たちもこちらを選びました。

(※320kmはだいたい東京~名古屋の距離)

ちなみに何故ラバージ湖を超えるのかというと、湖をカヌーで漕いで渡るというのは超上級者コースらしく、というのもやはり圧倒的に幅があるため流されたり、波がたちやすいそうです。

カヌーのレンタルについて

私たちはホワイトホースにある、日本人の方が経営しているKLONDIKE CANOEING RENTALSという施設を利用させていただきました。

カナダに行く1か月くらい前?からメールにて川下りの相談やスケジュール、費用などについてやり取りをさせていただきました。レンタルの予約をするとホワイトホースの空港から送迎

もしていただけるのでとても有難かったです。

大切な荷物たち。

ちなみにレンタルはカヌー一式やその他キャンプ用具、スタート地点までの送迎などを合わせて約5万円ほど。

私たちは寝袋やマットなどを持っていなかったのでそれらもあわせてレンタルしましたが、キャンプセット一式を持っている人は自前のもので済むのでおそらく3万円ほどで済むと思われます。

また、川下りをはじめる前日に様々な注意事項の説明があったり、カヌーの実戦練習などもさせてもらえるので、この値段に対して非常に至れりつくせりなサービスでした。本当にありがたい。。

ちなみに、この事前講習は1週間の川下りキャンプ生活を生き抜くための大切なことがたっくさん詰まっているので、全て真剣に受け止めることが重要です。生半可な気持ちで自然に挑んではいけないということをここで学びました。

持ち物などについて

基本的に必要な道具などに関しては一式レンタルさせていただけるのですが、自前で用意しないといけないものもたくさんあります。

それらは全てホワイトホースにあるWalmartで揃えられるので前日までに購入すれば問題ありません!

・1週間分の食糧

当然ですが腐りにくいものを選ぶ必要があります。私たちのメニューとしては、

朝ごはん:オートミール

昼ごはん:ベーグル

おやつ:ポテチやクッキーなど

夜ご飯:インスタントラーメンやカレーなど

こんな感じ。

写真はサラミ。

具材は玉ねぎ、キャベツ、サラミなど確実に日持ちするものだけを厳選しました。あとはりんごでビタミン補給。

そしてそして食べ物よりも重要な命の水。こちらは大きなペットボトル2本とは別に、大きなタンクに1週間分の生活水もくんでからゆきます。こちらのお水はレンタルショップの水道を貸していただけるので問題ありません。

・調理グッズ

鍋やフライパン、お皿などなど。つくるメニューにもよりますが、私たちはカレーをつくると決めていたのでこれらを用意しました。(※ガスバーナーはレンタルしました)

写真はパスタ調理中。

そして使用後は持って帰るもの大変だったのでホステルに寄付。皆キャンプの拠点にしているために、けっこう色んなものが共有物としてあったのでその辺を漁ってから買い物をするのが良いかもしれません。

・レインコートとか

時には雨に降られながらも川下りをする必要があるので、こちらも必需品。いくら夏とはいえ朝晩は冷え込み、川の水温もかなり低いため防寒着としても役にたちます。

汚れる作業をするときになどレインコートのズボンを履いてやったりしてました。なんだかんだ便利です。

他にも色々と必要なものはあるので、実際に行かれる方は細かくチェックしてみてください。

キャンプの基本的な流れ

約320kmを単純に7日で割ると、1日あたり約45kmほどを目安にして進んでいかなければなりません。が、これもただ1日45km漕いだらおしまい~というわけではないのです。1週間もあるため途中の天気は全く把握できないので、調子のいい時、天気のいい時に余分に漕いでおくといった保険をしておく必要があるのです。

川地図と呼ばれる、全体のコースや川にある障害物、そして拠点となるキャンプ地が書かれた大事な大事なマップを確認しながら、進むべきコースやその日の行程を決めていきます。

地図をみながら舵をとる指示をしたり、スケジュールを考える様は、さながら航海士のようでめちゃくちゃに楽しい…!ただ地図記号をきちんと読み取り、どちらに行った方がより安全なのか等先を見越しながら判断しなければならないので、非常に責任重大な役割でもあります。なんといってもカヌーは引き返すことが不可能ですからね…。

また、カヌーは前方座席がエンジン、後方座席が航海士兼舵取りといった役割になっており、それぞれの向き不向きや体力等にあわせて交代したりしました。私は基本的に後方座席でしたが、前方もガッツリ漕いでいる感があって楽しかったです。

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いよいよ出発

全て準備が整ったら荷物を車に積み、いよいよ出発。ラバージ湖の北の出発地点まで送っていただきます。

そこからは正真正銘の二人だけのサバイバル。何があっても誰も助けてはくれません。果たして1週間後自分達は無事にここへ戻ってこれるのだろうか…。恐怖と不安ばかりが目の前にありましたが、幸いなことに素晴らしいくらいの良いお天気だったので、太陽にネガティブな気持ちを拭ってもらい、明るい気分でスタートすることができました。

スタート地点は同じようにこれから出発する人達が何人かいたりと多少の人気はありましたが、しばらく漕いでいるともうそこはユーコン川の大自然のみ。

音といえば自分たちが漕ぐオールと水の音だけ。ただただ自然の中をひたすら進んでいくという感覚は生まれて初めてで、ここまで「冒険」という言葉がぴったりと合う経験は自分の人生史上はじめてだったと思います。

この日は最初ということもあり、35kmほど進んだところで終了。いよいよ初めてのキャンプです!

メキシコで事前に購入しておいたコールマンの2人用テント。これで約2500円とめちゃくちゃ安かったです。

本当ならもう少しちゃんとしたやつを使うべきなんでしょうけど、レンタルした寝袋がめちゃくちゃいいやつだったので、これくらい安っぽいテントでも問題ありませんでした。

まず、たき火をする地点から40~50m離れた場所で、なるべく平らで石や枝が落ちてないところを探し、テントを張ります。何故離れた場所にテントを張るかというと、食べ物の匂いがあるところはクマが寄ってくる可能性が高いからだそうです。(正直40~50m離れてても意味ない気がするのは私だけでしょうか…)ちなみに、リップクリームなども匂いを発するため、テントへの持ち込みは厳禁。テントへ持ち込んでいいのは、自分と寝袋だけというわけであります。

そんな感じで寝る場所を確保したら夕飯の準備です。

キャンプ地によってクオリティが様々で、このようにちゃんとしたベンチやたき火セットが揃っているところはエクセレントキャンプと呼ばれる一番良いキャンプ地でなかなかのレアもの。遭遇率はわりと低めとなっており、それに伴い他のキャンプ客ともキャンプ地争いが激しくなるところでもあります。

ここで少しキャンプ地争いについて説明すると、

基本的には一つのキャンプ地につき1組しか使ってはならないという暗黙のルールがあります。(たき火エリアが基本的に一つだけだから)そのため、なるべく朝早く出発して、夕方くらいには良いキャンプ地を確保し、夜までのんびりキャンプを楽しむという流れになっているのです。

そのため、出発時間が遅かったり、調子に乗って夜まで漕いでいたりすると、目星をつけていたキャンプ地に先客がいて、空きキャンプ地があるまでひたすら漕がなくてはならないなんてことになってしまうのです。(もちろんやむを得ない時は同じキャンプ地に泊めてもらうことは可能です)

中にはたき火の石しかない設備が整ってなさすぎるキャンプ地もあるので注意が必要。

良いキャンプ地に拠点をつくることができると、このようにしてちょっとした洗濯が出来たり、ベンチに座って優雅にキャンプを楽しむことが出来るので、キャンプの楽しさを大いに左右する重大なポイントとなるわけですね。

よく出前一丁を食べていたんですが、何十キロもカヌーを漕いだあとに自分達でつくって食べたインスタントラーメンは、死ぬほど美味しかったです。

正直、旅中に食べたどんな食べ物よりも美味しかったといっても過言じゃないくらいのレベル。それくらい、サバイバル中に得られる美味しい食事のありがたみは尋常じゃないんだなあということに気付かされました。これが文明社会に戻った途端、そのありがたみを一瞬にして忘れてしまうからおそろしい…。

ガスバーナーも偶然にもコールマン。

テント然り、図らずしもコールマンセットになっていたので、さながらFF15のキャンプシーンのようでした。

パパパパーンパーンパーンパッパパーン

(※ユーコンは白夜のためこんなに暗くはなりません)

ただ残念なことにイグニスママのような料理のエキスパートはいないので、基本的にラーメンとパスタとカレーでした。キャンプであんな贅沢な飯が食えると思うなよ!

朝はこちらのオートミール。

日本でいうトップバリューのような商品だったので、非常にお財布に優しいお値段で有難かったです。そして案外美味しくてハマった。

朝ごはんを食べて荷物を片付けカヌーに再び戻したら、またひたすら漕いで行きます。

本当にひたすらこの繰り返し。

ゆっくりなスピードでも、モーターではなく自分達の力だけで一歩一歩前に進んでいる感覚や、少しずつ変化していく周りの景色。地図をみながら迅速かつ的確に進むべき道を決断しなければならない判断力。こういった、普段の生活では決して求められないようなことを一つ一つこなしていくから楽しいんでしょうね。本当に、こればっかりは実際にやってみないとわからないことだなあと感じました。すごい月並みな発言だけどこれに尽きるんです…本当に…。

途中オールの手を休めながらポテチをむさぼったり

ゴールドラッシュ時代の名残をみて、大泉洋のミステリーハンターに想いを馳せたり、

一日中雨が降って、せっかく干した洗濯物が台無しになったり…

と、この一週間あらゆることがありました。

事細かに書くととんでもなく長くなってしまうので割愛しますが、それくらい苦しいことも楽しいこともたくさん詰まったサバイバル生活でした。

はじめはたった二人だけで大自然の中を生き延びなければならない不安や、クマが出没しようが、カヌーが転覆しようが、それで死んでも全てが自己責任という、ある意味秩序も文明も何も存在かつ通用しない世界で生き延びる、ということにかなりの恐怖感を抱いており、正直やりたくない~!と逃げ出したい気持ちも多々ありましたが、終わってみるとこれらの環境にとてつもなく多くのことを学ばせてもらったなあと感じました。

1週間もあの荷物だけで生活してみると、生きていくのに必要なモノなんて正直全然ないよなーと気付かされたり、大自然には誰も敵わないよなーと思ったり、ただのインスタントラーメンでもあたたかいご飯が食べられることに感謝したり、ひたすら一つ一つのアクションに対して様々な感情を持ちました。

だからといって意識高いことを書きたいわけでも、これを機にミニマリストになろうぜ!なんておかしなことを言いたいわけでもないんですよ。

結局のところ何が言いたいかというと、

もう単純にめちゃくちゃ面白かった!という感想です。

日本ではなかなかにマイナーなアクティビティですけど、大自然に放り出されるあたりからだいぶ日本じゃできない体験が待っているわけで、特にサバイバルをやってみたい人やスリルを求めている人にはもってこいだと思います。

ぜひぜひカナダのユーコン川の川下り、体験してみてください。

死んでも自己責任という恐ろしい枕詞がつきますが、めちゃくちゃおすすめですよ~!

そして同時に、水曜どうでしょうのユーコン回、私の中でのベスト3に入るくらいの面白さなのでぜひ。

きっとハマること間違いなし!
ではまた!

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